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kei121318

シカからケーキまで: シンシナティでの生活と研究の裏側

2022年からCincinnati Children’s Hospital、正田ラボでResearch Assistant (RA)として勤務している前川と申します。帯同で2014年にアメリカに来て10年弱経ち、子育ても一段落してからの再就職です。子供の送迎をしながらずっと横目に眺めていた憧れのCCHMCで楽しく働いています。

正田ラボは好酸球性消化管疾患の分子遺伝学的病態解明を目的としたTranslational Researchを行っています。メンバーにはChildren’s Hospitalで治療にあたっている医師の方もおり、時折臨床のデータや経験をシェアしてくれ、生化学分野出身ではあるものの、医学薬学のバックグラウンドのない私にはとても興味深いひとときです。

ある日ふと掲示板を見ると、RAとして働きながら修士がとれるプログラムを見つけました。このようなサポートがあるのがさすがアメリカ、という感じがします。小さなお子さんのママでありながら、博士号取得をめざしているRAさんが隣のラボにいらっしゃいます。


さて、海岸沿いの大きな都市のようにはいろいろな食材等々が手に入らないCincinnati、無いなら作るしかないということで日本では絶対に作らなかった献立等、色々作ってきました。ですが、食材に関しては少しずつ、でも確実に便利になってきています。また、プロ級の腕前でケーキやパンを作られる奥様方、またときどき魚などの共同購入のお誘いなどもあり、日本の味を楽しむチャンスがあります。そして、コロナ後は雰囲気のよいカフェやレストランも増えてきています。

朝夕の通勤にシカの横断を待ち、ゴルフ場では七面鳥の横断を待つ、緑豊かなシンシナティで研究員の皆様が成果を出されますよう陰ながら応援しております。


写真はラボの風景とRA向け修士取得コースの案内です。




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