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PI:後藤 純

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シンシナティ小児病院医療センター脳外科部門のMangano/Goto研究室では、小児水頭症の原因遺伝子の探索、及び病因の分子生物学的解析を中心に、新規治療ターゲットの発掘、および新規ツールの開発を目指しています。近年動物モデルを使った分子病理解析ではミクログリアが関わる白質損傷の機序を明らかにし、現在、薬物治療標的となりうるシグナル伝達経路のより包括的解析を行っております。また、脈絡叢細胞からの脳髄液産生を制御する生物製剤の開発と解析も複数の共同研究ラボとの間で現在進行中です。小児水頭症は多数の病因が含まれる病態であり、現在、外科的治療の著効や長期予後の予想は困難とされています。私達の研究活動が、分子機序ごとに病型のサブタイプ化を可能にし、小児水頭症の効率的な治療戦略や特異的治療法の確立につながることを目標としています。

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